ユミユミのブログを読んで、私も書こう!と思った楽屋マナーのこと。「あなた」=歌手ですので、同業者以外の方は安心してお読み下さいね。ピアノや楽器の方もこの話には沿いませんので、誤解なきようお願いいたします。
ユミユミブログはこちら
http://blog.livedoor.jp/yumiyumi_3341/archives/2513216.html
わたしは(も)厳しく舞台・楽屋マナーを教え込まれてきた昭和世代歌手です。当然ながらまだまだ先輩がたくさんいて、私が若い側から数えた方が早い現場だってあります。一方で歳下さんともたくさんご一緒するようになり、上側から数えた方が早い現場も増えました(汗)
というか、平成元年生まれの歌手もまあまあ声楽界では若手さんですよね、いま活躍している現役歌手はほとんど昭和世代歌手ですね。
わたしは怒っています、まじで、ぷんぷんです(笑)楽屋マナーの悪い人の多いこと、多いこと。だめよ、あなたっ!
ついでに書いておきますが、「あなた」は歳下とは限らないです。
以前は、マナーの悪い人はどこかの研究生を終えていない方、コンクール一発で華々しくデビューしたまま一線にいる方と思っていました。いずれも教えてくれる人がいない環境ですね。でも、これまで多団体に出演してきて思うことは、それら全く関係がないということ。
前述の二種についてはおおかた今もそうですが、その二種でもマナーのある人もいます。逆に指導をされてるはずの二種でない人でも、まったくもって成ってない人もいるのです。これこそなんでー!キーッ!ですよ。
あれダメこれダメ、こうするああすると、歌手は舞台人としての常識は山ほどあります。でも、楽屋については、落ち着いて考えると、相手を思いやれば、先輩やキャリアが上の方を思いやれば、どの役がどれほど大変かを思いやれば、楽屋マナーは成立するとわたしは思っています。
さて。
ホールの事情によって大部屋に全員(沢山)入ることがあります。
一回が二演目上演や、最近の事情もあってなるべく1日に何本も公演を行う場合に昼夜、場合によっては朝昼晩とキャストが入れ替わるなんてこともあるわけです。また、ゲネプロ組と本番組とが1日で入れ替わることもよくあります。
そんな時に問題が多発します。あなたのマナーの悪さが露呈しています、といえばよいか。
数えてみてくださいょ、楽屋を使う人数と、楽屋をみて鏡前の数を!!
稽古の合間に、なんならキャスティングがわかった時点で、その公演での自分の立ち位置がわかるでしょう?そしたら大テーブルか鏡前かは容易に判断できるのです。
鏡前は先輩、キャリアが長い、その時一番出番が多くて大変そう…という歌手に譲るものです。鏡前が足りていなければ、大きなテーブルに座るのです。テーブルの可能性があるなら自前の鏡持参です。
鏡前は早いもの勝ちではないのです。
2演目上演の時だって、先に上演する人が座るわけではないのです。
何公演もある場合は入れ替えの時はさっさと片付けてさっさとどく。
そもそも、どこが楽屋でよい場所かというのは、基本的に、奥。出入り口で人の出入りがバッタバタある近くで、騒がしいやらほこりがたつやら、いい場所ではありません。よね?
ノックと「どうぞ」というまで入ってこない丁寧な方の対応は入り口付近の人がやるのが普通なので、大先輩や主演者(主演がえらいのではなく、歌う箇所、出番が多くて、間違いなく大変なのです)にそれをさせるなんて、おかしいではありませんか。
せめて片側隣り合わせない奥で、集中させてあげてほしい。公演の出来にも関わりますよ。大袈裟でなく。
ほかに水場の真横の鏡前も何人もの手洗いや歯磨きのしぶきを受けるので、いい場所ではないです。そんなのちょっと考えたらわかるはず。
ただ、経験上、手前がいいとか、水場のそばがいいとか、希望がある歌手も沢山いるので、とにかく、お聞きすることだと思います。先に着いても、席を確定しせず「お好きなところへどうぞ」「どこがいいですか?」と話すのはいたって普通の会話だと思うんですよ、ほんとに。
書いていて、過去に、たっくさん気分の悪い思いをしたことをどんどん思い出します。その人たちに、そんな人たちにアドバイスしたことは無いので、後味の悪い思い出です。
私自身もいい歳になってから先輩から注意されたことがありますし、細かいことは一筋縄では行きませんが、次回は実例をあげながら書いてみたいと思います。自戒の意味も込めて。

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わたしは(も)厳しく舞台・楽屋マナーを教え込まれてきた昭和世代歌手です。当然ながらまだまだ先輩がたくさんいて、私が若い側から数えた方が早い現場だってあります。一方で歳下さんともたくさんご一緒するようになり、上側から数えた方が早い現場も増えました(汗)
というか、平成元年生まれの歌手もまあまあ声楽界では若手さんですよね、いま活躍している現役歌手はほとんど昭和世代歌手ですね。
わたしは怒っています、まじで、ぷんぷんです(笑)楽屋マナーの悪い人の多いこと、多いこと。だめよ、あなたっ!
ついでに書いておきますが、「あなた」は歳下とは限らないです。
以前は、マナーの悪い人はどこかの研究生を終えていない方、コンクール一発で華々しくデビューしたまま一線にいる方と思っていました。いずれも教えてくれる人がいない環境ですね。でも、これまで多団体に出演してきて思うことは、それら全く関係がないということ。
前述の二種についてはおおかた今もそうですが、その二種でもマナーのある人もいます。逆に指導をされてるはずの二種でない人でも、まったくもって成ってない人もいるのです。これこそなんでー!キーッ!ですよ。
あれダメこれダメ、こうするああすると、歌手は舞台人としての常識は山ほどあります。でも、楽屋については、落ち着いて考えると、相手を思いやれば、先輩やキャリアが上の方を思いやれば、どの役がどれほど大変かを思いやれば、楽屋マナーは成立するとわたしは思っています。
さて。
ホールの事情によって大部屋に全員(沢山)入ることがあります。
一回が二演目上演や、最近の事情もあってなるべく1日に何本も公演を行う場合に昼夜、場合によっては朝昼晩とキャストが入れ替わるなんてこともあるわけです。また、ゲネプロ組と本番組とが1日で入れ替わることもよくあります。
そんな時に問題が多発します。あなたのマナーの悪さが露呈しています、といえばよいか。
数えてみてくださいょ、楽屋を使う人数と、楽屋をみて鏡前の数を!!
稽古の合間に、なんならキャスティングがわかった時点で、その公演での自分の立ち位置がわかるでしょう?そしたら大テーブルか鏡前かは容易に判断できるのです。
鏡前は先輩、キャリアが長い、その時一番出番が多くて大変そう…という歌手に譲るものです。鏡前が足りていなければ、大きなテーブルに座るのです。テーブルの可能性があるなら自前の鏡持参です。
鏡前は早いもの勝ちではないのです。
2演目上演の時だって、先に上演する人が座るわけではないのです。
何公演もある場合は入れ替えの時はさっさと片付けてさっさとどく。
そもそも、どこが楽屋でよい場所かというのは、基本的に、奥。出入り口で人の出入りがバッタバタある近くで、騒がしいやらほこりがたつやら、いい場所ではありません。よね?
ノックと「どうぞ」というまで入ってこない丁寧な方の対応は入り口付近の人がやるのが普通なので、大先輩や主演者(主演がえらいのではなく、歌う箇所、出番が多くて、間違いなく大変なのです)にそれをさせるなんて、おかしいではありませんか。
せめて片側隣り合わせない奥で、集中させてあげてほしい。公演の出来にも関わりますよ。大袈裟でなく。
ほかに水場の真横の鏡前も何人もの手洗いや歯磨きのしぶきを受けるので、いい場所ではないです。そんなのちょっと考えたらわかるはず。
ただ、経験上、手前がいいとか、水場のそばがいいとか、希望がある歌手も沢山いるので、とにかく、お聞きすることだと思います。先に着いても、席を確定しせず「お好きなところへどうぞ」「どこがいいですか?」と話すのはいたって普通の会話だと思うんですよ、ほんとに。
書いていて、過去に、たっくさん気分の悪い思いをしたことをどんどん思い出します。その人たちに、そんな人たちにアドバイスしたことは無いので、後味の悪い思い出です。
私自身もいい歳になってから先輩から注意されたことがありますし、細かいことは一筋縄では行きませんが、次回は実例をあげながら書いてみたいと思います。自戒の意味も込めて。

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