
税務署で1時間半も話してきました。法人税担当者と、消費税担当者のお二人に、大変丁寧にご対応いただきました。説明、指導、相談、、、わけがわからない二人によくもまあ分かりやすく話して下さるものかと、感動しました。
事前の電話では話がうまく通じず(あちらが言いたい台詞でしょう)、やり取りが変な感じになってて、不安だらで行きましたが、電話でわかった範囲で事前準備万端にして私たちを迎えてくださいました。プロはすごいですね。
私達は3年目の既存任意団体ですが、AFFに新規の任意団体の方もたくさん採択されているとのことですから、これから申請する人も、任意団体のみなが考えねばならない点が「収益事業開始届」と「給与支払い事務所の開設届」だと思います。
国税庁と話した時はAFF補助金の話はおわかりでしたから最初から「出す」方向でした。その旨を伝えたけれど、税務署は改めてAFFのことも調べて「出すか出さないか」ベースで丁寧に説明してくださいました。結果、私達は出すことにしました。収益事業開始届を出すと法人番号が与えられ、法人住民税や、もちろん法人税についても納めていくことになります(利益が出ない場合は法人税はゼロ円)。
今度は消費税担当者がやってきました。いくつかの質問でこちらの状況を全て把握してくださって、話が進みました。AFF採択事業ではでは多くの方に報酬をお支払いするので、必然的に給与支払い事務所の開設届も出すことになりました。私達がみなさんの報酬から源泉徴収して納税する義務が出るわけです。年末には支払い調書を送付する事になるわけです。初回は特に一つずつ勉強です。
収益事業開始届を出さなければ、給与支払い~届も出すことにはならないと思います。それぞれの団体が何が収益事業にあたるのか、今後はどうしていくのか、という点で慎重に判断せねばならないと思います。
私はこれまでに法人番号がないと出来ない種類のことにたびたび出会ってきました。話すら聞いてもらえない「個人事業主」という立場に、展望がみえない悔しい思いをしてきましたので、私にとっては今回はいいきっかけになりました。早速に、収益事業開始届の控えが必要になったり、某企業と話せる事になったりと、行き詰まった感じから気持ちだけは脱出できそうなんです。
AFFは二次募集があるとのことで、いま、交付決定した人たちが「こうしたら採択される!」みたいな事を次々にアップしていますが、わたしには責任を持てないから書けないです。
先日、この申請書類作成を頼まれましたがお断りしました。自分のことなら不交付になっても仕方ないけれど、人のことは申し訳なくてたえられない。質問にはいくらでも【わたしの場合は】として答えるとは言いました。一方で「そんな事言わないで少しお礼するからお願い」と言われたけど、やるとなったら「少し」では耐えられないほど恐ろしく大変な作業でもあります。でも素人だからいただけないし。
そうそう、交付決定額の10%+税または20%+税などという数字を報酬として仕事を請け負います!というのをよく見ます。着手金もいる場合もあるとか。それくらいの作業だとは思わなくもないですが、交付されたら補助600万なら66万支払うわけですよね。着手金ありなら80万近く?!補助金をいただいてもこの分は対象経費外ですから、いわゆる自腹か収益をあげてそこから払うことになりますから、なるべくなら頑張って自分でやった方がいいと思います。私も含め自分でやってる人は大勢いますし、サポートを受けてもいくつも不交付になっているわけですから。余裕があって全お任せにしていい環境の方以外はどうぞ慎重に。
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