62歳という若さで、日本ピアノ界の巨匠が天に召されました。まったく実感がわいておりません。たまたま一昨日の夜、どうしておられるかなとフェイスブックをのぞいたところでしたので、驚くばかり。
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携帯をたどると、最後に連絡をとったのは昨年の10月でした。話しておられるのが目に浮かぶ文章です。コロナでなければ・・・昨年に実現していたであろうコンサート、ラジオ(巨匠の番組)出演、クルーズ本番がありました。本番があれば合わせがあって、その時は必ず一緒に食事もして・・・というのがスタイルでしたが・・・コロナって、人と人とを断絶するんですね。
用件はなくてもやり取りしていた他愛もない会話の形跡も、改めてみると恐れ多いことでした。
6年前、じろりん(高野二郎さん)の紹介で3週間にわたる東南アジアクルーズチームに入れていただいたのが唯一の本番です(期間中は何度もありましたが)。(追記もう一回ありました!)
この3週間は、「寝食を共にした」は言い過ぎですがそれに近い濃厚なチーム生活がありました。一生忘れられない時間の一つになっています。ステージもフリータイムも多くありました。
コタキナバルで一緒にモスクに行った時
こちらは船内でお昼のラウンジコンサートかな。このポーズがトレードマークでしたね。
音楽にも音楽家にもアートにも好みと感性がはっきりなさっていて、多くの言葉が記憶に残っています。
美食家でいらしたから、今頃、鰻やお寿司、てんぷら、フレンチにイタリアン、そのほかお好みのお味のものを、たんとたんと召し上がっておられるといいな。
ご冥福をお祈りいたします。
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