
このような時期に多くの方がご来場くださり、手が疲れるのではないかと心配になるほどの拍手、ありがとうございました。また、公演をやめさせないでいてくれるホールにも、主催者にも心から感謝します。賛否あると思いますが、強制的に辞めざるを得ない状況以外で、公演をやめる必要はないと考えています。音楽は有用であるし、「できる限りの感染対策」というのはもはや定着している事です。今日は1/2座席数となりました。
コロナ禍の本番は一つ一つそれぞれに特別な想いになり、特別な思い出となっていきます。これまでの当たり前はもうありませんから、どのような形であっても実施されたことが愛おしい。今日は半分であってもお客様の前で歌えて嬉しかった。何度も延長される緊急事態の中で、皆さんが音楽に浸って、確実に日常とは別の時間を過ごしておられ(るように見えた)る姿を見ることができ歌手冥利に尽きました。無観客でも、ハイブリッドでも、1/3とか1/2でも、なんでも、愛おしいのです。
演奏後もみなで乾杯することはありません。稽古場でワイワイ喋ることもありません。ステージ上のみマスクを外し、かつてのように、今日我々三人は水を得た魚でした。
お見送りはフェイスシールドで。そしてそのまま記念撮影のソーシャルディスタンスバージョン

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