
一日オフ、ゆっくり身体を休ませながら、昨日のことを振り返っていました。
いやいや、なんとも大掛かりなチャリティコンサートでした。10回目で、これまでは日本で行った後にバチカンへも行くスケジュールだったそうです。今回はこのあと日本の各地で開催だそうです。(女王卑弥呼の演奏は東京公演のみ)
コンサート出演者が、指揮者、オーケストラ、合唱団、バレエ、声楽家。シンガーソングライターお二人のうちお一人はイタリアから来日。司会がいて、プロデューサー、池田理代子先生、薮田翔一さんのお話もありました。とにかく盛りだくさん。ヘアメイクや舞台スタッフさんも多くとにかく楽屋2階分のフロアー使っても人がいっぱいでした。
この客席もいっぱいに♪

さて『女王卑弥呼』の世界初演は、序幕の合唱を含む5曲、池田理代子先生も合唱に入っての演奏でした。
作品の全貌がみえていないので、卑弥呼役のイメージは簡単な場面の説明と、歌詞にある言葉、それについた音から膨らませました。新作の暗譜に必死な面もあって演技をしているイメージまで持てたのはゲネプロが終わって。
コンサートでアリアを定位置に立って歌うだけの時でも、演技のイメージがあると全然違う歌になると思っています。本番は卑弥呼の心情が音楽と一致して言葉を発せられたと感じていて、ギリギリ間に合った感じでしょうか。
でも間に合ったのは、なんといっても、衣裳とヘアメイクがあったからです。最後に王冠が乗った時は、ヘアメイクさんと「おおお~卑弥呼だぁ~」と声が揃いましたもの!

理代子先生のデザイン画を秘書の山口さんが具現化してくださった衣裳。この時代は左前に合わせ、裾もこのように引きずるのだそうです。

神の声を聞き、国を率い、恋に堕ち…。苦悩の中に多くの決断を下していく女王卑弥呼の結末は。2025年をどうぞご期待ください。
ご来場くださった皆様、ありがとうございました。
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