

日本でただ1人の江戸売り声漫談を芸とした宮田章司さんがコロナ禍に亡くなられ、奥様である松旭斎小天華さんもその7ヶ月後に追いかけるように天に召されたとのこと。
このブログにもたびたび登場する、漫才師の宮田陽・昇さんらは、宮田一門です。
コロナが落ち着きようやく一門で追善演芸会を開催できることとなったそうで、お江戸日本橋亭まで行ってきました。こちらには久々でした。
宮田一門のみなさまと、ゆかりのあるゲストを迎えて、それぞれが師匠方々に触れながら(ネタにしたながら)芸をみせてくれる、心あたたまる時間。もちろんどれも笑って観ているんですが、時々ジーン…としてしまう。
特に、師匠の芸を受け継いでいく一番新しいお弟子さんの時は泣けてきました。また、お隣にお住まいだったというゲストの春風亭柳好さんは小天華さんでネタを作られてそれが面白いやら泣けるやら。
愛されたお師匠さんだったのですね。師匠と弟子のやりとりが多く見えて想像もでき、本当にいい時間でした。
江戸売り声や落語を題材にしたオペラもあるので、いろんな構想をめぐらせています。
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