
テノール 澤﨑一了さん
コンサートミストレス 印田千裕さん
マエストラ 平野桂子さん
大ホールで某高校向けのコンサートでした。

オーケストラは、東京ユニバーサル・フィルハーモニー管弦楽団。
ユニフィルさんとは巡回公演でご一緒させてもらっている期間中で、この後も群馬公演がありますが、今回は別案件で某高校の芸術鑑賞教室でした。
高校生に向けた構成で2時間の盛りだくさんプログラム。名曲オンパレードなのでめちゃくちゃ楽しい。リハーサルも含めて耳福でした。熱心に聴いてくださった学生さんたちも楽しんで下さったに違いありません。
私にとってオーケストラの演奏は身体で音を浴びるような感覚になるもの。客席でもそうですが、同じステージに立ち、指揮台の横で歌う時は特別な感覚になります。「大きく厚みがあってなおかつ柔らかい何か」が背後から優しく包み込んでくるような、えもいわれぬ心地よさです。
オペラの時にピットからたちのぼる音と共に歌うのもまた格別なのですが、それとは違う種類の特別な心地よさなのです。リハーサルと本番と幸せをいただきました。
加えて、今回はもう一つ特別な感覚がありました。内容は書けませんが、頑固ではなく意思をもって柔軟にオペラ歌手をしてきて良かったと思える出来事。その感覚は終演後に指揮者と話し共有出来ました。わたしの宝物のような感覚となりました。
歌う機会があるから得られる喜び。怪我をしたからこそ改めて感じる事も多く、新鮮な気持ちです。
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