
4月17日に一部初演される新作オペラ『女王卑弥呼』の稽古がありました。
左からプロデューサー兼テノールの榛葉昌寛さん、ジュネーブ国際コンクール優勝の作曲家の薮田翔一さん、世界で知らない方はいない池田理代子先生、バリトンで理代子先生の旦那さまでもある村田孝高さん、ソプラノの辰巳真理恵さん、わたし。
↓このコンサートの情報はこちらから↓
http://tsugumina-opera.com/stage.html#230417
緊張の初合わせでした。
今回はコンサートで一部ご披露という形なので、役としては、卑弥呼、神、スサノオ、阿多の君、そこに侍女が四人加わります。神と卑弥呼の二重唱で侍女も歌うのですが、今回はな、な、なんと、その侍女に理代子先生も加わるそうで、初めて隣で歌うという体験も。
台本(脚本)の理代子先生からシーンの説明を受け、演奏後にアドバイスとご希望。作曲家のアドバイスも加味して何度か繰り返し終了。次はオケ合わせです。
その後、理代子先生がデザインして出来上がった衣裳合わせしました。コンサートであってもきちんとみなさまにオペラ『女王卑弥呼』が感じられるようにと…感動です。高松塚古墳のあの再現。
未知な事の多い邪馬台国ロマン、そこに理代子先生の長年の夢が(20年越しだそうです)もうすぐ形になる過程。そこに自分がいるなんてロマンティックなのでしょう。上演は2025年を予定して作曲がすすめられいるようです。
邪馬台国のことを様々にあさっていますが、漫画でリチャード・ウー作/中村真理子画の「真説・邪馬台国伝」も読み続けて(現在12巻、完結していない)イメージを膨らませています。絵が綺麗で好き。
青島広志先生に卑弥呼役を歌うと話したら読むように勧められたこちらも漫画の山岸涼子作品「青青の時代」も読みました(こちらは4巻完結)。
理代子先生の台本の全貌はまだ分かりませんが、お聞きしたところ、とてもドラマティックで、「ドがつく悲劇です」と最初に言われたとおりの壮絶なストーリーが展開されています。
稽古で聴いたどの役のアリアも素敵でした。今をときめく作曲家の作品をその方の前で歌うというのは、プッチーニ先生やヴェルディ先生に会えない中、特別な事と思います。
4/17までとにかく歌い込まないといけません。まだぜんぜん私の言葉になっておらず、頑張ります。
SSは完売で、S席があと少し、AB席は比較的あるとのこと、ご興味あったら一度私にご連絡ください。残席の中でよいお席がご用意できると思います。
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